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テイスティ伊藤 メディア掲載 テイスティ伊藤 メディア掲載
◆〒986-0103 宮城県石巻市中島字和泉沢畑2-19-1 (詳細MAP
◆TEL 0225-62-0349 ◆FAX 0225-62-1145
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メディア掲載紹介
 石巻かほく 平成18年4月23日掲載 
「母の味」梅干し、みそ
テイスティ伊藤(石巻市)
 1984年、旧河北町で小さな工場が一つ、産声を上げた。手作りの梅干しとみそを手掛ける「伊藤農産加工」はその後、「テイスティ伊藤」という会社に成長する。
 女性たちが現金収入を求めて石巻市の中心部に働きに行く。かつての農村風景が様変わりしていた。「農家の嫁が朝ご飯を済ませると、迎えのマイクロバスに乗って水産加工場に向かう。日中、嫁がいなくなって、農家から笑い声が消えてしまった。何とかして少しでも変えられないものかと思ったんです」

 実家は商店。農業とは無縁だったが、たかしさん(69)と結婚して農家の嫁になった。三人の子どもを育て、コメや野菜作りを続けてきた。農家の女性たちが加工品販売に取り組む大崎地方の事例を最初に教えてくれたのは、農業改良普及員だった。
「初めのうちは、知り合いに食べてもらって喜ぶ顔を見るのが楽しみという程度。自己満足で済ませていましたが、農業改良普及員の人と話し合ったりしているうちに、本格的にやってみようかという気持ちになったんです」。探していた「農家の嫁が外に出掛けずに収入を得る方法」の答えでもあった。
「商人の血が流れているからでしょうか、作った物を売るのが楽しくてしょうがなかった。若いころは寝る間を惜しんで作ったこともありました」。会社はたかしさんが社長、長男浩之さん(44)が専務だが、喜美子さんが「代表」として紹介されることも多い。県の農産加工マイスターに選ばれ、各地から視察の団体がたびたび訪れる。
 この時期は、みその仕込み。近所の主婦たちと一緒に精を出す。減量の豆は有機栽培で育てたミヤギシロメを使い、圧力釜で蒸す。一袋30キロの豆は水を吸って2倍の重さになる。蒸した後は有機栽培のコメで作った麹(こうじ)と混ぜ合わせるなど、力の要る作業が続く。 
夫の親に「農家の嫁は田んぼや畑で仕事をしているだけでよい」と言われ、趣味の裁縫道具を実家に持ち帰ったつらい思いもした。「でも、農業は全くの素人だったから、早く一人前になりたい一心で、言われたことをきちんと守ってきたつもりです」

 「みそでも、梅干しでも、作ったものをおいしく食べてもらえるのが一番うれしい。会社の名前を決めるときも、英語でおいしいという意味のテイスティにしたら、と周りから言われ、迷わずに決めました」
 その肝心の味は「祖母と母が漬物づくりが上手で、背中を見ながら自然に覚えました」。母から娘へ受け継がれてきた技は今、長男の妻ひろみさんが運営するインターネットのホームページで、全国に配信される。
 
 
 日本農業新聞 5月10日掲載 
イトーさんちの梅ぼし・みそセット
テイスティ伊藤(石巻市)
 宮城県石巻市中島の(有)テイスティ伊藤が製造・販売する“イトーさんち”の農産加工品は、手作り・無添加・減塩の三拍子そろった「おふくろの味」にこだわる。なかでも、「梅ぼし」と「みそ」は人気商品の代表格だ。製造する伊藤喜美子さん(68)は、一・五次産業として農産加工に取り組んで20年になる。
おふくろの味を大切に、さまざまな商品開発に励む。

梅干し用の梅は、宮城県産を調達し、天日干しにこだわる。シソの葉は自家産だ。みそ原料の大豆は宮城県産を使い、麹(こうじ)は、自家産の米「ひとめぼれ」を使って作る。塩にもこだわり吟味する。とにかく手作りにこだわる。
商品は、地元の道の駅「上品の郷」などでも販売し好評だ。

価格は、「イトーさんちの梅ぼし・みそセット(各1キロ)」2940円(送料は別)。単品でも扱っている。
問い合わせはテイスティ伊藤、(電)0225(62)0349。