今月のゲストは”北の杜 桃生ポーク”様です。 取材日:2003.07月
   
リポーターA・B
:本日インタビューさせて頂くのは、「桃生ポーク会」の遠藤さん夫妻です。
こんにちは〜!どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m


遠藤さん夫妻
:よろしくお願いします。

リポーターA
:早速ですが、遠藤さんがおいしい豚肉をつくるのに一番こだわっている部分は何ですか。

遠藤さん
:何といっても”健康”ですね。豚の健康=人の健康です。

リポーターA
:なるほど、そういえば前回の店舗日記では、「季節の変わり目に豚が風邪を引かないように気をつけている」とおっしゃってましたよね。私にとっては”豚が風邪をひく”こと自体、驚きでしたが、病気にかかってしまった豚肉は味が落ちてしまうということにさらに驚きました。

遠藤さん
:そうなんですよ。とってもデリケートな動物なのです。
豚の健康状態がそのまま味にも出てくるので、大事に大事に育てています。


リポーターA
:ここ桃生町は養豚している方は昔から多いのですか。

遠藤さん
:はい、養豚・・・というよりは、農家が肥料作りや農耕用のために飼っていました。
しかし、これを仕事として取り組むには、多頭化する必要があり、ここから専業化(養豚業)に発展していきました。


リポーターB
:現在はどのくらいの方が養豚をされているのですか。。

遠藤さん
:約20件です。経営状況・労働力・環境衛生などの問題から、だんだんと養豚業に携わる人は減ってきています。

リポーターB
:桃生町は設備の整った堆肥センターがありますよね。

遠藤さん
:はい。環境循環型を目指し、町と養豚業・酪農家の方々が早くから積極的に取り組みました。
運ばれてきた堆肥は、よく混ぜ、発酵し、良質の有機肥料へと変わります。これを、農家の方々が買っていくような仕組みです。遠方から買いにくる方もいらっしゃるんですよ。


リポーターA
:すごい!無駄なく、環境にもやさしいですね。
このような取り組みは、桃生町が県内一早かったのですか。


遠藤さん
:いえ、県内一ではありませんが、設備が充実しているため、近隣の河北町や河南町のモデルとして、今度見学会があります。

リポーターA
:ところで、遠藤さんはいつから養豚業に携わっていたのですか。ご実家がされていたとかですか。

遠藤さん
:いえいえ。私は初め酪農をやりたいと思い、牛の勉強をしていました。

リポーターA・B
:えっ・・・!!(驚き)

遠藤さん
しかし、状況が変わり、養豚をすることに決めました。当時サラリーマンをしていた私は、この間に豚の勉強をして、”脱サラ”をしたのです。
豚の勉強といっても、知識と実体はまた異なり、”脱サラ”をした後は、豚を飼育しながら、豚と一緒に勉強してきました。ただ、ある程度、牛を勉強していたので、哺乳動物の基本的な部分については、特に問題はありませんでした。


リポーターA
:牛と豚の飼育での決定的な違いはありますか。

遠藤さん
:はい。断然、豚の方が環境に敏感で、管理の差で味がまるで違ってきてしまいます。

リポーターB
:養豚を始めてからどのくらいになるのですか。

遠藤さん
:30年になりました。

リポーターB
:長いですね〜。

遠藤さん
:30年やっていますが、時代と共に消費者の求めるものも変わってきています。いかにご希望に添えるようにおいしい豚肉を作るかというのは、今でもとても難しいことです。
しかし、努力しただけの応えを出してくれるのが、豚の魅力です。


30年続けることができたのは、養豚は奥が深く、面白く、”自分自身がその魅力にはまっている”からだと思います。

リポーターA
:この30年の間に流通販売システムは変化しているのですか。

遠藤さん
:はい。これまでは生産者は本当にいい豚を作ることだけに専念し、販売に関しては農協やハム屋さんに全てお任せしていました。が、最近はそれだけではなく「産直」「こだわりのアピールの仕方」が強く求められるようになり、「顔の見える販売」の重要性が増してきました。生産者が直接消費者と交わる機会を持つことが増えてきたのです

これにより「自分の生産物にも責任をもてるもの」を消費者に直接お届けするような形態に変化してきました。「生産者」=「販売者」です。

リポーターA
:生産から販売までとなると、今までよりも生産者のすべき範囲が大きく広がったということですよね。大変ですね。

遠藤さん
:そうですね。でも、自分達の手から直接お客様にお届けできる喜びと、一層美味しいものをお届けしなければという責任感が、今まで以上に大きいですね。

これから、いかにアピールしていくかということがこれからの課題となっています。

その一環として、この「いしのまき旬鮮市場」へ参加しました。

リポーターA
:今回のスタート時に、発送方法のこと、発送時期のこと、梱包の仕方などいろいろと検討されましたよね。

遠藤さん
:はい、思っていた以上に難しく、大変でした。が、今までの作る側の思いだけでなく、買う側の気持ちになって慎重に考えました。

とにかく、うちの豚肉は一度買って食べていただければ、きっとおいしいと言って頂けるという自信があります。多くの方に食べて頂けるようにこれからより一層アピールしていきたいと思います。

リポーターA・B
:本日はどうもありがとうございましたm(_ _)m

遠藤さん夫妻
:ありがとうございましたm(_ _)m
写真ギャラリー
 
◆遠藤 様
担当遠藤です。
 
カツ用ヒレ
カツ用ヒレ
 
ブロックヒレ
ブロックヒレ
 
シャブシャブ用ロース
シャブシャブ用ロース
 
◆カツ用ロース
カツ用ロース
 
◆シャブシャブ用肩ロース
シャブシャブ用肩ロース
 
◆シャブシャブ用モモ
シャブシャブ用モモ
 
◆シャブシャブ用バラ
シャブシャブ用バラ
 
◆ブロックバラ
ブロックバラ
 
◆焼肉用肩
焼肉用肩
┘┘ 編 集 後 記 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
「努力しただけの応えを出してくれる養豚に自分自身がはまっている」
と話された遠藤さんがとてもいい顔をしてらっしゃいました。

これまでの一次産業のあり方が変わってきていることが伺えました。
生産者は生産だけに携わるのではなく、宣伝、販売までをも求められるようになり、とても広い範囲になり、大変だということ。だた、それだけに自信を持って自己商品のアピールができるようになったということ。
お客様との密接なつながりを大事にできるということ。

豚肉のこういった販売方法はスーパーで買うのとは違い、直接生産者から自分の手にくるので、本当に安心・安全ですよね。鮮度も、味も、生産者自慢の肉なので、品質保証も万全です。
これからはこのような、一次産業の対面販売が増えていくのではないかと思います。
顔の見える生産者から直接購入できる桃生ポークを皆さんも是非お試し下さいね。

今回もまた一つ勉強になりました。次回もお店のHOTな情報を直撃してきます。楽しみにお待ち下さいね!!

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いしのまき旬鮮市場