| 今月のゲストは”島金商店”様です。 | 取材日:2005.04.20.Wed | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| リポーターA・B :今回は昭和25年(1950年)創業!! 伝統の技と心で「めん」を作り上げて半世紀。の”島金商店”さんにお邪魔しました。 こんにちは〜!どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m 島さん :よろしくお願いします。 リポーターA :今日は麺製造工程や、現在の取り組みなどについてお聞きしたいのですが。。。 島さん :はい。今は、工場は「うどん」と「そば」「ラーメン」の作業をしています。後30分程すると、当社のメインの「やきそば」をお見せできますが、先に今の工程も見学されますか? リポーターB :はい!宜しければ是非! (白衣と帽子を身に付けて、工場内へ・・・) 島さん :ここが原料になる小麦の倉庫です。 リポーターA :島金さんは色々な種類の麺を製造されていますが、だいたい何種類くらいの小麦を使用しているのですか? 島さん :そうでうね、今売り出し中の”麦の里シリーズ”「宮城県石巻産」のシラネコムギを始め、県内産・国内産から輸入ものまで約20種類程です。 リポーターA :わぁ・・・、かなり豊富ですね。この地元石巻産の小麦を使用しているのは島金さんだけなのですか? 島さん :はい。もちろんです。この小麦の特徴は、香りが高いことです。 また、小麦の生産過程で除草剤を一切使用せず、農薬散布を最低限に抑えているのも特徴のひとつです。 地元産なので、原料からの流れが100%明確であるため、お客様にとっては「安心・安全」にもつながりますよね。 「舟形アグリ生産組合」と共同で3年間取り組み、平成16年4月、本格的に販売をスタートしました。 島さん :これがラーメン用の”真空”ミキサーです。粉と水を調合し、20分程ミキシング=練ります。隣にあるのは同じ様に見えて、”真空”ではないうどん・そば用のミキサーです。 リポーターB :”真空”の有り・無しはどのように違うのですか? 島さん :ラーメンの製造に欠かせないのが副原料の”かんすい”です。うどんやそばにはこれは入らないのですが、麺のコシを出すのに重要な役割を果たしています。これによりラーメン独特のコシと風味、スープとの絶妙なバランスを生んでいると言っても過言ではありません。 島さん :練りあがりましたね。 これを複合機にかけ、面体に引きのばします。 このように2枚を1枚に合わせるので複合機と呼ぶのですよ。 リポーターA・B :なるほどっ! 島さん :このようにある程度の大きさに巻いたものを、一旦ねかせます。 リポーターA :このねかせる時間というのも”もの”によって違うのですか? 島さん :そうですね。だいたい1時間のものから6時間ねかすものもあります。 ねかすということは熟成させるということなのですが、時間を長くすると生地はしっとりします。が、その反面、日持ちが悪くなります。 やわらかい、かたい、モチモチ・・・など、用途によって細かく使い分けています。 また、季節によっても調整が必要です。例えば、夏場だと、ねかし時間を短くし、また、生地を一定にするため冷水を使用します。 島さん :その後、切歯(きりは)にかけ、裁断し、ある程度の束を作り、ケースに入れていきます。 (スタッフさんにも質問してみましょう。) リポーターB :この1ケースで何食分くらいになるんですか? スタッフさん :そうですねー、50食くらいになります。 1時間に1,000食くらい詰めるでしょうか。 リポーターB :すごいっ!ありがとうございました。 リポーターA :これは・・・? 島さん :餃子の皮ですよ。当店ではこれも製造しています。 パスタもやっています。 リポーターA :わぁ、かなり色々な種類を製造されているんですね。 「やきそば」「ラーメン」「うどん」「そば」「餃子の皮」「パスタ」・・・。 1日にどのくらい作るんですか? 島さん :そうですね〜、だいたい1万食くらいでしょうか。 主に石巻市内や東北に出荷しています。 島さん :先程のラーメンの工程と同様にして束ねられたうどんは、ゆでて、マイナス5℃のチラー水で冷し、袋詰めします。今は、学校給食用なので、このように大袋に入れるのですが、通常は1食分ずつ自動で袋詰めします。これは、後ほど、やきそばの時にお見せします。 リポーターA :うどん・そばは”ゆで”て、やきそばは”蒸し”、ラーメンは・・・? 島さん :ラーメンは先程の工程から、こちらへ運びそのままパック詰めします。 島さん :そろそろ、やきそばが蒸しあがります。こちらへ。。。 リポーターA :うわぁ、すごい蒸気!どのくらい蒸すのですか? 島さん :当社のやきそばは、昔ながらの製法でつくる”せいろ2度蒸しやきそば”です。現在ではこの製法で作っている製麺屋さんは大分少なくなりました。 まず、最初に20〜30分蒸し、一度、打ち水(マイナス5℃のチラー水)をします。 その後、さらに10分蒸し、再度、打ち水(マイナス5℃のチラー水)をし、冷まします。 リポーターA :やはり、1度蒸しより、2度蒸しの方がしっとり、つやつやですね。 自然な小麦の色の茶色だそうなのですが、もう味つきの出来上がりのやきそばみたいで、おいしそう。。 島さん :このままでおいしいですよ。ちょっと、つまんでみますか。 リポーターA・B :えっ?!いいんですか?是非っ! リポーターA :ふわっと卵のにおいと、ほんのり甘くて、おいしい麺ですね。 島さん :これが、2度蒸しのおいしさなんですよ。 1度蒸しでは、蒸しあがりの状態で、到底食べれる味にはなりません。 石巻は昔やきそば屋さんがかなりありました。 今は、このやり方で出している食堂は少なくなりましたが、石巻風のやきそばは、この麺をだし汁などでサッと蒸し、野菜などを入れていため、盛り付けてから”お好み”でソースをかけるのが、石巻スタイルです。そのまま食べて美味しい麺なので、あえて最初からソースの味付けはしないんですよ! リポーターA :なるほど。。。この麺の味なら充分美味しそう。 今度作ってみよう! 島さん :冷された麺は、この機械により、1個1個袋詰めされます。 これが製麺の流れになります。 リポーターA・B :ありがとうございました。 (事務所へ・・・) リポーターA :なかなか普段見られないものばかりで、楽しいです! ところで、気になるのは、最近発売になった「手打ちラーメンキット」なのですが。。。 島さん :これがその現物なんです。普段はなかなか無い、厚めのビニールシートを広げて、この作業手順に沿って進めていきます。。。 リポーターA :おかわりセットの方にも「かんすい」とかも入るんですよね? 島さん :はい、勿論です。道具以外の原料とビニールシートが着きますので、おかわりセットは大分お得ですね!是非、ご家庭の皆さん、で手打ちラーメンに挑戦して頂きたいと思います。 リポーターB :それでは最後に、最近、新しく取り組まれていることはありますか? 島さん :そうですね、3月末にオープンした道の駅「上品の郷」や、4月上旬にオープンした「石巻しみん市場」へ出品しています。 また、楽天イーグルスのフルキャストスタジアム宮城での、「焼きそば」ワゴン販売も検討中です。 リポーターB :お客さんから反響ありそうですね! 屋台のように鉄板で焼くんですか? 島さん :いえ、それは出来ない決まりなんですよ。ガスを使用することができないんです。 ですから、近くの工場で作ったものをできるだけおいしく販売できるように、また、安全に召し上がって頂けるように思案中です。 リポーターB :会場に見にきたお客さんに石巻風の焼きそばを召し上がって頂けるなんて、楽しみですね。私も観戦に行った時は是非探してみますね! 島さん :そうですね。今は当社の製品は石巻を始め、東北が主な取引先ですが、やきそば発祥の地『石巻』をもっともっと皆様に認知して頂けるように、この麺をPRしていきたいと思います。 このような内容で大丈夫ですか? リポーターA・B :はい!充分です。 お忙しい中、長時間ご案内頂き、ありがとうございました。 島さん :ありがとうございました。 |
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| ┘┘ 編 集 後 記 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 石巻に生まれ住んでいながら、石巻がやきそばの発祥の地だということを知りませんでした。 また、石巻スタイルのやきそばの食べ方も。。。 蒸し上がったままの麺がそれだけで味がある、2度蒸しやきそばは、もっともっと広く皆さんに 食べて頂きたいと私も思いますし、逆にこの味を食べたら石巻を思い出して頂けるように なったらステキだなと思いました。 今回もまた一つ勉強になりました。 次回もお店のHOTな情報を直撃してきます。楽しみにお待ち下さいね!!。 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |
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